中小企業のための401K導入コンサルテイング〜退職金制度は?
適格年金の幹事会社から掛け金の上乗せを要求されて、カッとなって適格年金を止めてしまったという社長さんがいます。その積み立てを中止しても、従業員に約束した退職金規定は残っています。問題は退職金規定にあります。近年の裁判所の判断は明らかに労働者保護が優先です。退職金問題を軽く扱っていると足元をすくわれます。根本の退職金規定を、適切に直すことをご提案します。財源と資金調達もいっしょに考えましょう。
《退職金制度の見直し》
ほどんどの会社で定めている退職金規定のポイントは・・・
○長く勤めるほど、退職金をたくさんもらえる
○退職時の給料が高ければ、退職金はたくさんもらえる
○転職や途中退職には不利にできている
その退職金規定が暗示している経営の方針は・・・
●新卒から定年まで無難に会社に居てくれればいい
●途中で手を抜いた人でも、無事に勤め上げれば平等に評価する
●人より抜きん出た有能な社員だからといって特別扱いはしない
しかし、働く人の視点から見れば・・・
□自分の生涯を豊かに生きたいと願っている
□有能な会社員ほど、自分の仕事に対する評価を求めている
□気前の良い会社もあれば、報われない会社もあることを知っている
時代は変わりました!
お仕事をがんばる人には、自分の未来を豊かにしたいという願望が強い。
願望の強い人は、よく働き、それを積極的に評価してくれる雇用主を探しています。
経営者も、会社の将来のために、今を頑張る従業員がほしいはず!
だとすれば、賢明な経営者は、頑張る人に将来の夢が持てる報酬体系を作るべきでしょう。
なのに、現状は・・・
賃金制度は、能力給にしたり、業績給にしたり、テキパキ変えているのに、
退職金制度は昔のままだったりします。
「夢を持て!」と部下を鼓舞するのなら、退職金も約束してあげないと!
終身雇用、年功序列の固定的な仕組みが崩壊しつつあり、企業経営の競争はますます激しくなっています。
人材はますます流動化が高まると予想されます。こんなときだからこそ、頑張る会社員に夢を与える退職金制度を検討しましょう!
《ヤル気を引き出す退職金制度》
■定額方式〜従来型の勤続年数で退職金額が決まるタイプ
■テーブル方式〜勤続年数だけでなく、資格や評価により加減が可能なタイプ
■ポイント制〜すべての要素をポイントの置き換え、ポイントの蓄積が退職金額になる
■前払い制〜毎月の給料に上乗せして退職金を払う毎月精算型
会社の特性に合わせて、いろいろな規定は作ることができますが、同時にその財源のことも検討しましょう。財源の伴わない退職金規定は、まさに「絵に描いたモチ」だからです。
本サイトでは、財源の確保と資金準備から考える、経営者のアプローチで退職金の見直しをご案内します。
私も中小企業の会社の社長を約10年していました。たいへんにマナーの悪い会社の辞め方や、後ろ足で砂をかけるような去り方をされると、経営者は本当に傷つきます。まして、そんな相手に退職金を払うなんて・・・むなしい気持ちと怒りとで本当にイヤな思いをします。ですから、中退共にしても401kにしても、懲戒免職したようなケースでも支給停止ができないことがとても大きな欠点に思えるのです。
しかし、モノは考えようです。たとえ支給停止できる仕組みだったにしても、従業員の行動を理由として支給停止にして争いになると勝ち負けのハッキリした結論はほとんどでません。(たとえ裁判でもです)そうであるならば、「退職金は拠出した時点で従業員のものだから仕方がない、自分も見る目がなかった、あの退職金は社長としての授業料だ!」と早く割り切って、気分を戻して社業にまい進した方がよっぽど得です。
退職金の見直しは誰に相談すればよいのか?
長期間の資金運用の法則と、デイスカウンテッド・キャッシュフローの理論が分からなければ、新・企業年金に対して公平・中立な判断はできないでしょう。実際、昔のように、国家資格の枠組みで仕事が処理できない時代に突入しています。誰に相談すれば、いいのか?それこそが問題なのです!
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1級DCプランナー 北川邦弘
ライフデザインシステム株式会社 電話03−5778−5930
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